Rolls-Royce PHANTOM EWB Series Ⅱ

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    Impression

    世界で最高のリアシートを。
    そんなオーナーのリクエストに応える
    ショーファードリブンはいくつかある。
    しかし、誰もが認める、世界最高のシートはひとつしかない。
    ロングホイールベース化された
    エクステンデッドホイールベースシリーズのファントムである。
    このマシンは、RRの中でも特別だ。

    専任ドライバーがオーナーのために
    扉を開きやすいようにと設計されたコーチドア。
    いわゆる観音開きを開くと、
    この特別なRRの超越した世界が見える。
    大柄のオーナーが足を組んでも
    ありあまるニースペースなど、
    律とした空間に本物のゆとりが存在する。
    ビジネスジェットが空間作りのお手本としているのが納得できる。
    またこのマシンには、リアシート専用特注10.1インチモニターが備えられている。

    クリームライトで仕立て上げたモノトーンのインテリア。
    左右独立で稼動する大柄で肉厚のインディビデュアルシート。
    RR伝統のウォールナット仕上げ、
    そしてリアウインドウとリアガラスから
    プライバシーを守るリアシートカーテン。
    ヘッドレストには、RRの刺繍が施されている。

    専任ドライバーに運転を委ねるコックピットも
    コンディションがいい。
    たかが数年で、たかが地球一周半を超えたくらいの距離で
    すり減るほどの作りでは無い。
    まだ新車では無いかと思えるほどのコンディションを保っている。
    それがRRという本物の実力だ。

    フロントマスクは、
    誰もがひと目でそれとわかる伝統のデザインだ。
    このRRは、フルLEDヘッドライトを採用し、
    サイドにツインコーチラインを入れている。
    そのためロングホイールに流れるようなラインを作り出している。
    心憎いオーダーだ。

    リアシルエットは、曲線で作り、
    重厚な世界観の中に自然の中で調和するスタイリングとしている。
    だからこそ、人はRRに歴史的な厚みを感じ、
    また社会や自然界の中で調和しながら存在感を感じるのだろう。
    本物とは、かくなるものか

    ファントム・エクステンデッドホイルーベースシリーズⅡは、
    必要とするオーナーのためのRRだ。
    どのような公式の場においても、
    威厳を放ちつつ知的に振る舞う、ゆとりがある。
    それはミッドナイト・サファイアという英国伝統のカラーが、
    所有する人の明知を垣間見せているのかも知れない。

    ショーファードリブンを考えてRRにたどり着く。
    そして数あるRRの中から
    世界最高峰のファントム、この一台が見えてくる。
    はたして、この巨大なRRに付いた
    小さなフライング・エクスタシーを所有するのは
    どのような御仁だろう。