Ferrari F355 Berlinetta F1 Fiorano Handling PKG

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    Impression

    フェラーリには いくつかのタイプがある。
    モデルの話やレイアウトデザインの話では無い
    フェラーリのあるライフスタイルの話だ。
    たとえば日常の脚にする
    また性能を愉しむため、サーキットに赴く
    あるいはマラネッロの歴史を、コレクションとして保有する
    どんな愉しみ方にも最適のフェラーリが
    存在するだろう。

    ではこのF355ベルリネッタの愉しみは 如何か。
    このモデルは1999正規輸入で
    コーンズが販売したF355のラストイヤーモデルとなっている。
    フェラーリのようなマシンは量産車と異なり
    同じモデルでも日々改良が続けられている。
    つまりこのマシンは、
    ポテンシャルの最終到達点に達したマシンの一台
    ということになるかも知れない。

    カーボンバケットシートにカラダを沈め エンジンに火を入れると、
    ロードゴーイングカーか、あるいはレーシングマシンか
    XRシャーシを備えたマシンだからか
    すぐには見分けられない躍動感が伝わってくる。
    そう、このマシンは
    サーキット走行を前提とした
    フィオラノハンドリングPKGに加えて
    サスペンションのセッティング変更
    ドリルドタイプディスクブレーキの採用
    17インチから18インチにアップさせた
    マグネシウム合金製ホイールと、
    走りを強化しているF355なのだ。

    そのうえで、手を入れたパーツの変更は
    ブレーキローター、ホース、パッド変更、
    タイミングベルとプーリー変更
    エンジンマウントと 細部まで交換。
    さらにウォーターポンプやパワステポンプを変更し
    ポジション・ライセンス、室内ランプ類をLEDへとアップグレードしている。
    つまり、すぐにでもサーキッドパドックに入ることができる
    極上レーシング・コンディションに仕上げている。

    この並々ならぬ整備は
    フェラーリ・クラシケを目指せる水準と言えるだろう。
    ただこのマシンは
    クラシケ取得レベルでありながら
    さらにサーキット走行での競り勝つ、
    リアルなポテンシャルを選んだということ。
    つまり、コレクションマシンという愉しみと
    サーキット走行で操る愉しみを持っている。

    スーパーカーの代名詞となった
    フロントのリトラクタブルヘッドライト
    空気抵抗を考えたダックテール、 レーシングマシンとスーパーカーの
    設計進化が ひとつとなっている。
    問題は、ただひとつ。
    このマシンを
    コレクションにするか、サーキットに持ち出すかだ。

    その回答の一つとしてリベラーラは提案したい。 他のマシンブランドからフェラーリに乗り換える、
    初めての方にこのF355をセレクトして頂く、
    というのはどうだろう。

    走らせて最高の傑作モデルとして
    F1由来のサーキット性能を堪能するのもよし
    またコレクションとして育て続けるのもよし
    と思うからだ。
    フェラーリというクルマ文化を味わい尽くす一台として
    この一台は孤高の頂点で輝いている。